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研削加工
研磨と研削は同じですか?というご質問を頂戴するケースがございます。
研磨とは
研磨材によって金属・ガラス・プラスチック・セラミックス・石材・ゴムなどの
工作物表面をごく微少量ずつ削ったり、すり磨いたりして、
所定の寸法・形状・品質に加工する表面仕上げ法の総称、これが研磨になります。
工作物表面をごく微少量ずつ削ったり、すり磨いたりして、
所定の寸法・形状・品質に加工する表面仕上げ法の総称、これが研磨になります。
研削とは
一方、砥石(といし)を高速回転させて、その表面にある多数の鋭い砥粒(とりゆう)切れ刃によって
工作物の表面から微少量の切りくずを削り取り、所望の形状・寸法・品質に加工する精密加工法、
こちらが研削になります。
工作物の表面から微少量の切りくずを削り取り、所望の形状・寸法・品質に加工する精密加工法、
こちらが研削になります。
この二つの言葉は、使われる業界によっては同じ意味を持ちますが、使い分けられることもあります。
「研磨」とは、広い意味をもち、削りとる作用に力点を置いた「研削」という意味も包含する場合があります。
ただ厳密に申しますと、研磨は対象の表面を磨きこんでツヤを出していく琢磨作用のみを指すこともあります。この場合、ラッピングやポリッシング、バフなどの仕上げ工程の研磨に対してのみの意味となります。
対して、研削といったときは、表面を物理的に落としていくことを意味します。
研磨中の様子 | 研削した製品 |